2008年 02月 21日
断熱施工技術者BIS資格更新のため北海道に行ってきました!
北方型の住まいであっても、「高断熱高気密住宅」という言葉が秋田に入ってきたころのように、開口部が小さくなければならないなどのしばりはなくなってきています。
技術の向上や経験、それぞれの工夫により、考え方に余裕がでてきているのでしょう。
それでも、北海道では、冬に向き合う真剣さを感じます。厳しい寒さの中、間違いがあったときの痛手は、顕著にあらわれエネルギー消費量も響いてきます。
そのために、BIS認定資格を北方型住宅の条件としているのでしょう。
秋田にあっても、冬期のエネルギー消費は大きく、これからの自然環境を考えるとき、さけて通れなくなってきています。しかし、資格による断熱技術認定がありませんので、「たぶん大丈夫だろう」の施工による問題発生も聞きます。施工者は間違いとも、手抜きとも思っていないので、なおさら問題は深刻ですね。
そんな悲しいことにならないように、北方型の住宅から学ぶところは、まだまだあります。機会を見つけては、情報収集を重ねるのでした。
BIS認定資格
「断熱施工技術者」とは、寒冷地の温熱環境を正しく造るための知識を持っている資格として、北海道で認定しているものです。北海道の北方型住宅の登録には、この有資格者による設計が必要になります。
by ing2525
| 2008-02-21 21:15
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